放置すると怖い!歯髄炎(しずいえん)とは
今回は歯髄炎(しずいえん)についてお話していきます。
そもそも歯髄(しずい)とは?
歯髄(しずい)とは歯の中に通っている神経のことを指します。
象牙質の中身を満たしており、歯髄から様々な刺激が脳に伝わります。
歯髄炎の特徴
歯の内部が徐々に菌に浸食されていきます。
初期段階では痛みもなく気にならないものの、徐々に菌が歯の内部に侵入して冷たいものや
温かい食べ物が歯にしみやすくなり、軽い鈍痛を感じることがあります。
さらに症状が進行するとすると菌が歯の根にまで入り込み、痛みがさらに増していきます。
これが冒頭でお伝えした歯髄炎という症状です。
ここまで症状が進行してしまった場合は、歯の根、つまりは根管の治療が必要となります。
当院での歯髄炎の治療法
根管治療は継続的な治療が必要のため、複数回のご来院が必要です。
始めに歯の根の中を洗い、綺麗にしていく事で痛みが徐々に治まっていきます。
最初は痛み止めを飲んでもらい痛みを和らげていきます。
継続的な治療をすることで徐々に効果が出てきます。
※治療イメージ
しかし、痛みが収まったからといって治療が終わった訳ではありません。
痛みが無いからといって放置はせずに最後まで治療することが大切です。
根管治療が終わったら最終的に歯の土台や被せ物をして、
食事するのに違和感が無いようにします。これが、根管の一連の治療の流れです。
痛み止めは必ずしもを飲まなければいけない訳ではないので、痛みが無いなら飲まなくても大丈夫です。
何よりも大切なのは、食事ができない、夜に痛みがでて眠れないなどの日常生活に支障が出てきてしまう前に
症状を早期発見することです。
少しでも違和感があれば、痛みが悪化する前にまず、当院へご相談ください。
まとめ
ひなた歯科クリニックでは、歯のクリーニングを定期的に行いお口の中を清潔に保ってもらう事で、
日々の食事や友人との会話を最大限楽しんで頂きたいと、スタッフ一同願っております。
また、少しでも気になる所があれば遠慮せずご相談いただいた方が迅速に対処ができます。
ですが、何より一番大切なのは、患者さん自身に毎日行っていただく歯磨きです。
これを怠ってしまうと、どこが磨きにくい箇所なのか、汚れが残りやすい箇所なのか等が分かりにくくなります。
また口の中は敏感で、違和感があればすぐ感じ取ります。歯の寿命を長く維持する為に
クリーニングを怠らないようにしましょう。
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